fritzingで配線図を書く!
作成した電子工作物を説明するとき, 配線の様子を伝える必要があるときがあります. その配線した電子工作物の写真を見せることもありますが, 混線していると正確な情報を伝えられないこともあります. そんなときfritzingを用いると便利です. fritzing上では各ボードのピン配置が明確なので, どことどこが繋がっているかわかりやすいです. モータやLED等のパーツも豊富で, 公式外でもユーザー自身で作成したカスタムパーツが配布されており, それを活用することができます. ぜひお試しを!
機能
配線
ボードやパーツのピン同士を線で結ぶことができます.
エクスポート
ファイル->エクスポート->as Image->PNG, JPG, SVG, PDFで配線図を生成することができます.
セットアップ
Ubuntuではaptでfritzingをインストールすることができます. Ubuntu 18.04, 20.04と22.04でテストされています.
# install fritzing
sudo apt update
sudo apt -y install fritzing
# launch fritzing
fritzing
カスタムデータ
公式に扱えるボードやパーツ以外にもユーザー自身が作成し, 配布されているカスタムデータを活用することができます.
使い方
ファイル->開くを選択し, fzpz形式のファイルを取り込みます. 取り込んだファイルはパーツのMINEタブから選択でき, ブレッドボードビューにドラッグ&ドロップして活用します.
配布されているカスタムパーツ
よく使用するボードデータ
有志で作成されている秋月電子通商製品の部品のデータ一覧
公式フォーラムでも自分が使っているボードを探すことができます.
おわりに
今回はカスタムパーツを取り入れる方法とパーツの探し方を紹介しました. 見る側もわかりやすい図が生成できるので, ぜひ使ってみてください.